TSB Bank Wallace Arts Centre

2018年2月1から同月25日まで、国際交流基金の海外巡回展「手仕事のかたち」をTSB Bank Wallace Arts Centreで開催しています。同センターは1877年から1879年までの間に、その当時オークランド地方で最も大きい住宅として建築され、The Pah homesteadと呼称されています。現在もその当時のドア、窓、バラ模様の天井、木細工の床及び大理石の暖炉などが残っています。The Pah homesteadは過去に、孤児院、修練所、寄宿学校として使用されたほか、最近は避難所として使用されたことがあります。その後、2010年8月にオークランド市役所の支援を受け、The Pah homestead はTSB Bank Wallace Arts Centreとして再建され、現在NZのアートコミュニティの中心となっています。

2010年8月にオープンした同アートセンターは、The Wallace Arts Trust Collectionが所有する8,500点を超える作品を展示してきたほか、国内や海外の作品も合わせ、多いときで年間30回の展示会を開催しています。この中には、オーナーのJames Wallace氏が収集したToss Woollaston氏、 Philip Trusttum氏、 Mary McIntyre氏、 Glenn Jowitt 氏、Scott Eady氏などの作品も含まれています。

また、同アートセンターは国際交流基金の事業に協力しています。過去三度の海外巡回展(2013年「日本人形」、2016年「現代日本の陶磁器」、2018年「手仕事のかたち」)を同アートセンターで開催しました。担当者は、「これまでに開催した海外巡回展は来場者も多く、作品の数々が素晴らしいものでした。日本文化の交流を通じて、オークランド総領事館及び国際交流基金と関係を築くことができたことは光栄に思っています。」と語っています。

同アートセンターの今後の目標として、「唯一無二であるNZ現代アートの文化的・歴史的な価値をより多くの市民に広めると同時に、現代のアーティストを支援したいと考えています。また、財団は今後も学校、大学、病院など50を超える施設に作品を貸し出したり、NZで最も歴史が長く、最大の賞であるWallace Arts Awardsを運営することにより、アート分野を牽引していきたい。」と、話してくれました。
 

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