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国際交流基金海外巡回展 日本人形

展覧会名 国際交流基金海外巡回展 日本人形
会場

The Pah Homestead, TSB Bank Wallace Arts Centre
( 72 Hillsborough Road, Hillsborough, Auckland)

開催期間 ( 展覧会オープニングナイト: 11月18日(月) 6-8pm )
2013年11月19日(火) - 12月15日(日)
開館時間

火~金:10am - 3pm
土日:10am-5pm

入場料

無料

日本は人形王国といわれるほど、実に多くの種類の人形があり、またそれらがさまざまな用途や目的を帯びて、人々の生活に深くかかわっています。 その理由は、遠い昔から続くひなまつりなどの風習が独自の人形文化をはぐくんできたことが挙げられるでしょう。 またこのことは、人形を単に子どもたちの愛玩品の域に止めず、飾って鑑賞する美術品までに高めてきましたし、さらにそこに民衆に親しまれた能や歌舞伎などのテーマが加味されて、数限りない沢山のバラエティを生み出してきました。

今日も、職人の伝統的な工法による日本人形は人々に愛されて作り続けられています。 また一方、創作人形作家も多く現れて、人形は美術界にもめざましく進出しています。 日本人形の特色は胡粉細工による彫刻的で物静かな表情美と、古今の衣装風俗を豊に表現するその色彩美とにあるでしょう。

今回は、これらの多種多様な人形たちの中から、代表的なものを広く選んで展示します。 日本の人形の美と、そのこころとを作品から汲み取りながら、十分にご鑑賞ください。

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