安全と生活
過去の緊急一斉メール一覧(主なもの)
2018年4月12日「4月12日(木)夜の悪天候について」 |
天気予報によれば,12日夜,北島の北部に再度嵐が到来するとのことです。
これに関して,Auckland Civil Defence(危機管理センター)から次の通り注意喚起がありましたので,お知らせ致します。
<Auckland Civil Defenceからの通知>
1.11日(水)夜の時点でいまだ91,000人のオークランド市民に停電の影響が残っている。
2.すでに24時間以上停電の影響を受けている地域があり,家族・友人とともに近所に問題がないか目を配ってほしい。
3.家族や友人に助けを求められない人は,Auckland Emergency Managementに電話を。
0800-22-2200
命の危険がある場合はすぐに111番に電話を。
4.MetService(天気予報)によれば,12日(木)午後8時~9時頃,NZ北島北部(ノースランド,オークランド,ワイカト,コロマンデル)に嵐が到来する予想。同地域には警報が発令されており,午後8時から深夜にかけ強風・雷を伴う大雨や雹が降る可能性がある。
<参考URL>
Auckland Civil Defence http://www.aucklandcivildefence.org.nz/emergency-status
MetService(詳しい天気) https://www.facebook.com/MetService/
2018年4月11日「現在の天候状況について」 |
<Auckland Civil Defenceからの通知>
現在オークランドの多くの地域にて停電が発生し,電力会社による復旧作業が進んでいますが,下記に注意してください。
1. 命の危険があるようであればすぐに111番に電話してください。
111番に電話をかけると警察か消防か救急か聞かれますので,用件に応じてお答えください。救急車はVISAのステータスによって有料の場
合があります。
2. 公道や公共の場所での倒木処理についてはオークランド市議会(Auckland Council)へ電話してください。
09-301-0101または0800-22-2200
3. 車を運転する必要があれば,道路状況に十分な注意を払ってください。
4. 停電している場合食べ物について次に注意してください。
・ 冷蔵庫のドアは閉め切ること
・冷凍食品のうち,2時間以上摂氏4℃以上の状況におかれたもの,においや色がおかしくなっているものなどは捨てること。
・冷凍庫が摂氏4℃以下であり,中の氷が溶けていなければ,問題ない。
・薬に関して心配があれば医療機関に相談すること。
5. 緊急備品・乾電池・保存食などを用意してください。
<参考URL>
Auckland Civil Defence http://www.aucklandcivildefence.org.nz/emergency-status
MetService(詳しい天気) https://www.facebook.com/MetService/
Vector(電力会社) https://www.vector.co.nz/
2017年12月19日「在NZ中国大使館を名乗る詐欺電話にご注意を」 |
4月11日午後1時頃,Auckland Civil Defence(危機管理センター)から現在の天候状況に関して次の通り注意喚起がありましたので,お知らせ致します。
<近,ウェリントンにある在NZ中国大使館の電話番号を利用した詐欺電話がかかっているようです。何らかの理由で口座番号を聞き出そうとするものです。
技術的には日本を含めた大使館・総領事館の電話番号が利用されることもあり得ます。こうした詐欺に遭わないよう十分ご注意ください。
<本文>
12月18日,NZ警察は以下の注意喚起を行っています。
「12月17日から18日にかけ,ウェリントンにある在NZ中国大使館の電話番号を利用した詐欺電話を受信したケースが報告されています。ボイスメールを利用し,何らかの理由で口座番号を聞き出そうとするものです。
技術的には他の大使館・総領事館の電話番号が利用されることもあり得ます。
通常大使館・総領事館は電話で口座番号を聞くことはありません。
こうした詐欺に遭わないよう,怪しい電話はすぐにきるなど,十分ご注意ください。
また詐欺に遭ってしまったと感じる場合,すぐに警察に通報すると共に,家族や友人に同様の被害に遭わないよう呼びかけ てください。」
2017年9月18日「オークランド空港の混乱(パイプライン事故)」 |
<ポイント>
パイプライン事故のため,現在オークランド空港への燃料供給が不足しており,フライトに影響が生じています。復旧作業完了までには10日から14日かかるとみられており,フライトを利用して旅行や出張をする際は,航空会社に問い合わせるなど十分な注意が必要です。
<本文>
3か月前,Marsden Point(オークランドから北へ140km)にて行われた掘削作業によって,航空機燃料補給用パイプラインに損害が生じたため,現在オークランド空港への石油供給が不足しており,フライトに影響が生じています。復旧作業完了までには10日から14日かかるとみられており,フライトを利用して旅行や出張をする際は,航空会社に問い合わせるなど十分な注意が必要です。
1. 経緯と概要
9月14日(木)午後,漏出が発見され付近の住民が避難
9月17日(日)オークランド空港発着の27便が欠航
・復旧作業完了までには10日から14日かかる見込み
・燃料配分が完全に遮断され、現在は問題発生前に保管されていた燃料等で補われており通常の30%ほどしか燃料が支給されていない
2.影響
(1)オークランド空港へ到着するフライトは、離陸前に余分に燃料を補給してくるよう注意喚起されており、長距離フライトの到着はNZ国内の他の空港へ変更される場合がある。
(2)直接の影響があるのはオークランド空港への燃料パイプのみであるが、ウェリントン空港、クライストチャーチ空港やシドニー空港でもオークランド空港からのフライトへの燃料補給を求めるケースがある。
(3)燃料補給のため予定外の空港へ到着し目的地への乗り継ぎができない、数日間もの間次のフライトを待たなくてはいけないなど深刻な影響がでている(18日オークランド発成田行きのNZ航空便はブリスベン空港で給油し,成田に向かった模様)。
(4)空港スタッフも状況をはっきり把握できていないようで明確な案内がされておらず、情報が十分でなく混乱が続いている。
(5)空港内では食事券などしか支給されず搭乗者へのサポートも不足している。
3.情報収集のためには?
オークランド空港WEB https://www.aucklandairport.co.nz/
AIR NZ WEB Travel Alert
https://www.airnewzealand.co.nz/travel-alerts#2PuIjuFruk6G6vA7Qy5p
2017年3月8日「大雨による洪水・通行止めなどの被害にご注意を」 |
<ポイント>
昨日(3月7日)からの大雨で、オークランド市南東部及びコロマンデル地方では様々な場所で洪水、冠水、通行止めが発生しています。今後も激しい雨が続くと予想されておりますので、お出かけの際は関連情報を入手の上、十分ご注意ください。
<本文>
Auckland Civil Defenceの発表によれば、昨日からの大雨で、オークランド南東部及びコロマンデル地方では様々な場所で洪水、交通事故、通行止めが発生するなど市民活動に影響が出ています。
これまでの同機関の発表や報道ぶりなどは次の通りです。
・洪水、倒木などのため複数の道(特にKawakawa Bay と Clevedonエリア)が通行止めとなっている。通行止めは数日続く可能性がある。
・警察は各ドライバーに対しこれらの道から離れるよう呼びかけている。
・道路の冠水は50カ所以上、住宅の床上浸水は20カ所以上確認されている。
・雷雨注意報が発令されており、今後も激しい雨が想定される。
・ワイヘキ島では停電も起こっている。
<下記のサイトなどから関連情報の入手に努めてください>
Auckland Civil Defence Facebook https://www.facebook.com/aklcdem/
Auckland Council Facebook(被害地域の地図あり)
https://www.facebook.com/aklcouncil
Auckland Transport Facebook https://www.facebook.com/akltransport/
NZ Herald(当地紙。100年に一度の大雨と題して詳細な記事あり)
http://www.nzherald.co.nz/
2016年11月14日 「地震にご注意を」 |
1 11月14日午前0時頃(現地時間),ニュージーランド南島北部(カンタベリー地域北部)の南西20キロを震源とするマグニチュード7.5の地震が発生しました。この地震の影響で震源地に近いカイコウラでは,電力・水道・ガスの供給が止まっています。また,ウェリントン市内の主要ビルは安全性を確認するため,立ち入りが差し止められている状況です。
2 今後,断続的に余震が発生する可能性もあることから,本震で弱くなった建物の倒壊等といった二次被害を含め,更に被害が出る可能性があり,十分な注意が必要です。
3 つきましては、ニュージーランドへの渡航・滞在を予定している方及び既に滞在中の方は、上記情勢に留意の上、報道等から現地の最新情報を入手し,状況に応じて旅行計画を変更・延期することも含め、自身の安全確保に努めてください。
2016年9月2日「津波警報」 |
本2日(金)午前4:30頃、北島Gisborne(ギズボーン)の北東約170kmを震源とするM7.1の地震が発生しました。この影響により、オークランドを含む北島東海岸地域から南島先端部に対して、津波警報(高さ30cm)が発出されました。
NZ政府の機関であるMinistry of Civil Defenceは海岸には絶対に近寄らないよう呼びかけています。http://www.civildefence.govt.nz/resources/active-emergencies/off-east-coast-new-zealand-earthquake/
なお、オークランドでは交通機関への影響が出ており、Newmarket~Britomart間を結ぶ電車は不通という情報もありますので、最新の情報の入手につとめてください。
2016年8月2日「NZ移民局の職員を騙る詐欺電話にご注意を」 |
今年6月以降、NZ移民局の職員を名乗る者からの詐欺電話が増加しています。最近ではオークランドの日本人のお宅にも同様の電話がありました。
当館からの連絡に対し、NZ移民局から次のようなコメントが寄せられています。
・NZ移民局が電話で支払いを求めることは絶対にない。
・このような詐欺の電話があったら、移民局のコールセンターに連絡してほしい。
TEL 0508-558-855
・本件についてNZ移民局ではプレス・リリースを発出済み。
https://www.immigration.govt.nz/about-us/media-centre/media-releases/dont-get-spoofed-by-phone-scams
<プレス・リリースのポイント>
・移民局の職員と名乗る人物が、電話をかけ、支払いを要求し、応じなければ強制退去または逮捕されると脅す事件が報告されている。インド人、フィジー人をはじめ、多くの国籍者をターゲットとしており、6月以降移民局には289件の苦情が寄せられている。
・移民局の職員を装ってそれらしい偽のレファレンス・ナンバーを持ち、移民局の電話番号がディスプレーされることもあるが、実際には別の電話からかけられている。移民局は電話で支払いを要求したり、iTunesのカードを購入しろと要求することはありえず、被害にあったら警察またはConsumer Watch(Ministry of Business, Innovation and Employment)に報告してほしい。
2016年3月30日「オークランド市内強盗事件」 |
3月30日付NZ HERALD紙で大きく報道されているとおり、最近オークランド市内ダウンタウンにおいて強盗事件が多発しており、先週は日本人女性に対する傷害事件も発生しました。
被害者は日本人をはじめ、一人歩きの中国人男性や二人で歩いていた中国人女性などで、性別を問いません。また、事件発生時間は午後8時台、深夜、朝9時台とばらつきがあり、「明るいから大丈夫」とは言えないようです。
一般的に「オークランドは安全」と思われがちですが、実際にはこのような事件がたびたび起こっております。少なくとも次の点には注意し、事件を自ら呼び込まない工夫を心がけてください。
*人気がない時間帯にオークランド市内の公園(特にAlbert Park、Myers Park)
には近づかない。
*夜間に少人数で出歩かない。
*スマートフォンを触りながら歩かない。
*イヤフォンで音楽を聴きながら歩かない。
*高級なハンドバッグを持ち歩かない。
なお、オークランド警察は事態を重くみて捜査を続けており、先週起こった4件の事件のうち2件は解決。残り2件は今週中に解決できる見込みだとしています。
同警察が発出したメディアリリース(英語)は下記リンクからご覧いただけます。
http://www.police.govt.nz/news/release/police-concerned-student-assaults
2016年2月17日「バス・ストライキ」 |
当地の報道によれば、19日(金)、オークランド市内で大規模なバス・ストライキがあり、混乱が予想されるとのことです。バスを利用される際は、交通局や報道機関のウェブサイトで前もって情報収集されることをお勧めします。
<関連ウェブサイト>
Auckland Transport website;
https://at.govt.nz/about-us/news-events/
New Zealand Herald
http://www.nzherald.co.nz/
<報道概要>
・2月19日(金)、オークランド市内で運行されているバスの70パーセントがストライキに入るため、これによる混乱が予想されている。
・19日(金)午前4時~20日(土)午前4時の24時間のストライキにより、およそ10万人のバス利用者及び120のスクールバスがその影響を受けるとされており、バス利用者は他の交通手段を予め考えておくか、在宅勤務が可能であるか会社に相談したり、市内を移動しないことも検討するよう勧告している。
・電車、フェリーは平常運航予定。
・影響がある運行路線
MetroLink、Link、GoWest、NorthStar、WakaPacific、Howick & Eastern、School buses
・バス運転手は雇用契約内容に関して、オークランド市交通局に対する抗議活動も行い、
ストライキに続き、下記の日程(Cash Free Days)で、HOPカード以外の支払いを拒否するとしている。現金払いを希望する場合は、支払いをせずに乗車することになるが、これはオークランド市交通局に対し、キャッシュレス支払いによる乗車を推進するよう促すための活動である。
・Cash Free Days
2月 29
3月 7, 8 , 14, 15, 16, 21, 22, 23, 24,
28, 29, 30, 31
4月 1
2015年9月17日「津波警報」 |
ニュージーランド時間17日午前、南米チリにてマグニチュード(M)8.3の強い地震が発生しました。ニュージーランドのMinistry of Civil Defence Emergency Management(MCDEM)はニュージーランドにも津波が到達する可能性があるとして、以下の通り呼びかけています。
「East Cape, Chatham Islands, Coromandel, 及び Banks Peninsulaに津波警報を発令。これらの地域では、次に注意する。
1. 海に近づかない
2. ビーチや海岸から離れる
3. 観光をしない
4. この情報を家族、近所、友人と共有する
5. テレビやラジオから最新情報を入手する
6. MCDEMからなどからの最新情報を入手する」
MCDEMのホームページアドレスは以下の通りです。最新情報の入手に努めるようお願い致します。
http://www.civildefence.govt.nz/
2015年8月5日「NZ移民局の偽ホームページと振り込め詐欺にご注意を」 |
NZ移民局によれば、最近偽のNZ移民局ホームページが出現しており、偽のホームページに誘導され、フィッシング詐欺被害に遭った方がいるようです。
また、これとは別に移民局担当者を名乗る者からの振り込め詐欺も増加しています。
皆様におかれましては、下記の移民局からの注意喚起をご覧頂き、被害に遭わないようお気を付けください。
ニュージーランド移民局から詐欺に関する注意喚起
英語の原文:
http://www.immigration.govt.nz/migrant/general/generalinformation/news/fakeINZwebsitescam.htm
ニュージーランド移民局は、移民局の偽ホームページを利用したフィッシング詐欺が発生しており、申請者により注意するよう促している。偽ホームページは正式なニュージーランド移民局ホームページをコピーしたものと思われ、画面上は正式なホームページのように見えるが、ドメイン名は実際のホームページと少し違っている。
(正) www.immigration.govt.nz
(偽) www.immigration-govt.nz ( . と‐の違いのみ)
ビザ申請者は偽のホームページに誘導されると、銀行口座、IRD番号、パスポート情報などの個人情報を入力するよう求められフィッシング詐欺被害にあっている。
移民局は現在偽ホームページ削除に向け調査中である。
この詐欺に関する詳細、および被害にあったと思われる場合の相談については
下記Consumer AffairsのWebサイト参照。
(http://www.immigration.govt.nz/migrant/general/generalinformation/news/fakeINZwebsitescam.htm)
また、これとは別に主にインド人を標的にした電話による振り込め詐欺も増加している。
手口としては、ニュージーランド滞在ビザや入国カードに問題があるためWestern Union口座への現金振り込みを要求するといった内容で、発信元として移民局代表番号(09-914-4100)が表示されることもあるようだが、移民局では電話連絡で手数料の支払いを要求することはないとしている。
上記の詳細については、Media Line: 0274-422-141 または E-mail: media@mbie.govt.nz
2015年6月11日「日系企業をかたる詐欺にご注意」 |
11日、当地警察署(Waitemata Police)は 海外詐欺集団に関する注意喚起を発出しました。これによりますと詐欺集団は実在しない「Nomura Finacial」などの会社名を使用し、巧妙な手口で詐欺行為を働いているのとことです。
下記に同注意喚起の和訳を記しますので、ご一読ください。また、英語の原文はこちら(http://www.police.govt.nz/news/release/waitemata-police-warn-about-sophisticated-overseas-scammers )からご覧いただけます。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※巧妙な手口の海外詐欺集団に関する注意喚起 -(Witemata警察発出)
Waitemata警察のNick Salter巡査部長の報告は以下の通り。
西オークランドにある現地企業が国際的な詐欺グループの標的になり、海外の鉱山会社株の購入名目での80万ドルを超える額の詐欺被害にあった。
詐欺グループは、現実的には話がうますぎるような提案をする勧誘電話を掛けるが、その際には、公的に入手できるような株式所有者名簿から連絡先を入手しており、もっともらしい話を持ちかける。今回の詐欺案件では、香港を拠点とする「Nomura Financial」と中国にある「Lantern 鉱山」という会社名が使われた。
この詐欺グループはもっともらしいEメールや会社名の入ったレターヘッドなどを使用し、写真、記事やファイナンシャルアドバイスなどを掲載したホームページも作成していた。また、ホームページのリンク先として収益がよいことや高い売上げがあることを説明するメディアリリースがリンクされていた。
実際のところ、会社のホームページは偽物であり、メディアリリースも同様に偽物であった。メディアリリースやプレスリリースなどを自分で作成できるホームページがあり、これによりだまされる投資家もある。詐欺会社は、すでに実績のある実在する会社に似た会社名を使用することもある。今回の件では、詐欺会社は「Nomura Financial」と名乗っているが、実在する会社は1925年設立の「Nomura Group」である。
海外の株式投資を考えているニュージーランドの投資家は、ニュージーランド株式ブローカーのみを利用すべきであり、ニュージーランドのブローカーはCompanies OfficeのFinancial Service Providers(www.fspr.govt.nz)として登録されていることが法的に義務付けられている。
消費者は無料でこのウエブサイトで信用性を確認できる。
サイバーセキュリティーに関しては www.netsafe.org.nz や www.theorb.org.nz を参照し、オンライン上の事故に関する相談の報告もできる。
2015年3月20日「ISILから帰還した戦闘員によるテロの潜在的脅威に関する注意喚起」 |
1. 18日(現地時間),チュニジアの首都チュニスにおいて,郊外にある国民議会議事堂を数名の武装集団が襲撃し,更に隣接するバルドー国立博物館において,襲撃及び複数の観光客を人質に立てこもる事件が発生しました。現時点で,邦人については,3名の死亡,3名の負傷が確認されています。本事件については,これまでのところ,いかなる組織からも犯行を認める声明は発出されていません。
2. 本事案との関係は明らかではありませんが,チュニジアにおいては,特に多くの自国民がISIL(イラク・レバントのイスラム国)に外国人戦闘員として参加し,その後帰還していることが明らかとなっており,帰還した戦闘員が自国内でテロを起こすとの懸念が存在しています。チュニジアの他,サウジアラビア,ヨルダン,モロッコ等のアラブ諸国についても,国によって数のばらつきはあるものの,ISILに参加した戦闘員が帰還しているといわれています。また,欧米諸国も決して例外ではなく,フランス,イギリス,ドイツ,オーストラリア,ベルギー,オランダ等からISILに参加した外国人戦闘員が帰還していると報じられています。このような外国人戦闘員問題は,各国におけるテロの潜在的脅威となっています。
3. ついては,このような国に渡航・滞在される方は,以上の脅威について十分に留意し,テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう,最新の関連情報の入手に努めてください。また,テロの標的となりやすい場所(政府・軍・警察関係施設,公共交通機関,観光施設,デパートや市場など不特定多数が集まる場所)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察知したら,速やかにその場を離れるなど安全確保に十分注意してください。
4. 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3ヶ月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届の提出をお願いいたします。
(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html)
また,短期の旅行や出張などには「たびレジ」の登録をお勧めします。
(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)
5. テロに関しては以下もご参照下さい。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載)
2015年2月1日「イスラム過激派組織のISIL(イラク・レバントのイスラム国)による日本人と見られる人物の殺害を受けた注意喚起」 |
1. 2月1日(日本時間),イスラム過激派組織のISIL(イラク・レバントのイスラム国)を名乗る人物が,シリアで行方不明となっていた湯川遥菜氏に引き続き,後藤健二氏と見られる人物を殺害した映像がインターネット上で配信されました。
2. この事件は各国のメディアでも多く取り上げられており,国際的に非常に注目を集めている事件であることや,最近はISIL又はISILの主張に賛同しているとみられる者によるテロがシドニーを含め世界各地で発生していること等を踏まえれば,日本人,日本企業,及び,日本人学校等の我が国の関係機関や組織がテロを含む様々な事件に巻き込まれる危険があります。
※ニュージーランド国内には,テロ組織及び反政府武装勢力の存在は確認されておらず,国外のテロ組織と関連を有している勢力の存在も確認されていません。しかしながら,昨年11月,ジョン・キー首相はISILに関する講演の中で,「ニュージーランド国民は国際テロリズムの危機と脅威にさらされている」と発言しています。現在ニュージーランドのテロの脅威度は従来の「とても低い」から「低い」に見直されています。
3. つきましては、上記のような情勢を十分認識し、誘拐、脅迫、テロ等の不測の事態に巻き込まれることのないよう、各地域の特徴を踏まえた上で、外務省が発出する渡航情報等及び報道等により最新の治安・テロ情勢等の関連情報の入手に努め、日頃から危機管理意識を持つとともに、状況に応じて適切な安全対策が講じられるよう心掛けてください。
4. 特に,シリア,イラクのみならず,退避勧告が出されている国や地域に滞在中の方は,直ちに国外等の安全な地域へ退避するよう強く勧告します。
2014年10月5日「オークランド市内の大停電」 |
10月5日早朝、オークランド市ペンローズの発電所で発生した火災の影響により、現在下記のエリアで停電が発生しております。復旧まで24時間から48時間かかるとされております。停電地域にお住まいの方は長時間にわたる停電に備え、十分な準備をしてください。
・停電地域(8万5千世帯に影響)
Remuera, Epsom, Ellerslie, Mt Wellington, Mission Bay, Greenlane, Mt Eden, Orakei, Meadowbank, Kohimarama, Sylvia Park, St Heliers, Glendowie, Otahuhu, St Johns, Glen Innes, Onehunga and Rockfield
・上記エリアの信号は機能していませんので、車の運転、歩行等には十分ご注意ください。
・上記以外のエリアは通電しており、商店も通常の日曜と同じように営業しているようですので、停電地域にお住まいの方は、長時間にわたる停電に備え食料、水分、懐中電灯、車のガソリンなど十分な準備をしてください。
・下記のサイトなどで情報収集を心がけてください。
Auckland Civil Defence and Emergency Management(オークランド市危機管理センター)
ウェブサイト http://www.aucklandcivildefence.org.nz/
Facebook https://www.facebook.com/pages/Auckland-Civil-Defence-and-Emergency-Management/533900503394110
NZ Herald(当地紙) http://www.nzherald.co.nz/
・緊急事態連絡先
警察・消防 111
在オークランド総領事館 09-303-4106