エレナ・ゴールドスミス裏千家淡交会ニュージーランド協会会長
平成28年11月17日


エレナ・ゴールドスミス(Eleanor Goldsmith)さんは、英国のウェールズに生まれ、ダーラム大学東洋学部日本語学科を卒業し、1998年から2000年までJETプログラムの国際交流員(CIR:Coordinator for International Relations)として新潟県上越市役所に勤務しました。その際、同市役所の茶道部に入ったことをきっかけに茶道に魅了され、2006年にNZに来訪してからも茶道を続け、2008年にオークランド・NZ日本協会茶道部碧茶会の代表に、2015年に裏千家淡交会ニュージーランド協会の会長に就任し、現在に至っています。
エレナさんは「お点前をしていると仕事や生活の悩みごとをすべて忘れ、気分が落ち着きます。最も好きな掛け軸は『閑坐聴松風』です。オークランド・NZ日本協会の茶道部として碧茶会を設立したとき、道具がほとんどなかったので、電気ポットを釜の代わりに使ったり、弟子に割り稽古(基本的な動作)を教えるために抹茶の缶を棗として、お箸1本を茶杓として使ったりしていました。少しずつ道具を集めていますが、今一番ほしいのは畳の部屋です。先日、ニュープリマスに行った際に、茶室を訪れる機会があったのですが、これが本格的な茶室でうらやましくて仕方ありません。でも、現在稽古場として借りているスペースThe Spreading Treeでは楽しくお稽古ができており何よりです。時間が経つと、弟子のお点前が少しずつ良くなっていくことを見て、やりがいを感じます」と述べています。
これまで、福岡市・オークランド姉妹都市30周年記念行事「Fukuoka Day(Taste of Japan)」やオークランド博物館主催「Cultural Festival」といったイベントにて茶道デモンストレーションを行うだけではなく、日頃から茶道教室を開催するなどして、広く当地一般に茶道の普及を図っており、「茶道の良さをできるだけ多くの人に知ってもらい、世の中が明るくなるように頑張りたいと思います。また、オークランドに本格的な畳の部屋のある日本文化センターができることを願っています」と述べています。
エレナさんは「お点前をしていると仕事や生活の悩みごとをすべて忘れ、気分が落ち着きます。最も好きな掛け軸は『閑坐聴松風』です。オークランド・NZ日本協会の茶道部として碧茶会を設立したとき、道具がほとんどなかったので、電気ポットを釜の代わりに使ったり、弟子に割り稽古(基本的な動作)を教えるために抹茶の缶を棗として、お箸1本を茶杓として使ったりしていました。少しずつ道具を集めていますが、今一番ほしいのは畳の部屋です。先日、ニュープリマスに行った際に、茶室を訪れる機会があったのですが、これが本格的な茶室でうらやましくて仕方ありません。でも、現在稽古場として借りているスペースThe Spreading Treeでは楽しくお稽古ができており何よりです。時間が経つと、弟子のお点前が少しずつ良くなっていくことを見て、やりがいを感じます」と述べています。
これまで、福岡市・オークランド姉妹都市30周年記念行事「Fukuoka Day(Taste of Japan)」やオークランド博物館主催「Cultural Festival」といったイベントにて茶道デモンストレーションを行うだけではなく、日頃から茶道教室を開催するなどして、広く当地一般に茶道の普及を図っており、「茶道の良さをできるだけ多くの人に知ってもらい、世の中が明るくなるように頑張りたいと思います。また、オークランドに本格的な畳の部屋のある日本文化センターができることを願っています」と述べています。

