マーティン孝子 いけばな草月オークランド支部講師
平成28年10月25日
いけばな草月オークランド支部講師のマーティン孝子さんは、1959年に草月流いけばなを始め、現在に至るまで日本及びNZで草月流いけばな講師として活動しています。NZでは唯一草月流師範最高位である「理事」の資格を持ち、弟子の稽古に加えて、NZ・豪州等の他支部での講習会の実施や展覧会の開催などにより、日本の伝統文化である生け花の普及活動を行っています。
マーティン孝子さんは草月流について「2017年に創流90周年を迎えますが、他の流派に比べると歴史も浅く、比較的自由な表現で作品を作ります。お稽古ではテキストに従い基本的な型を習得し、実際に作品を作る際にはそれを活かして自分の個性や気持ちを表現します。草花以外にも様々なものが作品の素材となるので、『華道』というよりは『アート』に近いのかもしれません」と述べ、2016年10月で98回目を数える東京の草月本部主催の展覧会「草月展」に第53回から第94回まで毎回作品を出展するなど50年以上にわたり草月流と深く係りを持ってきました。また、NZについて「NZの花屋には花しか売っていないので、いけばなのベースとなる枝などの材料は自分の庭や野生に生えているものから入手しなければなりません。他方で、日本のように花屋により予め用意された材料で作品を作るのではなく、材料の調達に当たって日頃から目にするあらゆるものが作品の素材になりうるので、創作活動のために色々な発想をしたり、新しい着眼点が身につけられたり、想像力を磨くことができる点はNZにいて良かったことです」と述べています。
これまで、オークランド市内イーデンガーデン等での展覧会やJapan Dayといった日本文化祭での作品展示のほか、毎年草月流の師範を対象に日本で実施される草月本部での講習会にも精力的に参加し、できるだけ最新のトレンド、知識、情報、技術等を取り入れるように努めているというマーティン孝子さんは、「今まで一度もいけばなを辞めようと思ったことはありません。いけばなを通して多くの人とつながりを持つことができるのもその魅力の一つですが、いけばなは楽しいということが一番のモチベーションです。楽しさをできるだけ多くの人と分かち合いたいです。そして、これからもいけばなを楽しく続けていくことを心掛けたいです」と述べています。
マーティン孝子さんは草月流について「2017年に創流90周年を迎えますが、他の流派に比べると歴史も浅く、比較的自由な表現で作品を作ります。お稽古ではテキストに従い基本的な型を習得し、実際に作品を作る際にはそれを活かして自分の個性や気持ちを表現します。草花以外にも様々なものが作品の素材となるので、『華道』というよりは『アート』に近いのかもしれません」と述べ、2016年10月で98回目を数える東京の草月本部主催の展覧会「草月展」に第53回から第94回まで毎回作品を出展するなど50年以上にわたり草月流と深く係りを持ってきました。また、NZについて「NZの花屋には花しか売っていないので、いけばなのベースとなる枝などの材料は自分の庭や野生に生えているものから入手しなければなりません。他方で、日本のように花屋により予め用意された材料で作品を作るのではなく、材料の調達に当たって日頃から目にするあらゆるものが作品の素材になりうるので、創作活動のために色々な発想をしたり、新しい着眼点が身につけられたり、想像力を磨くことができる点はNZにいて良かったことです」と述べています。
これまで、オークランド市内イーデンガーデン等での展覧会やJapan Dayといった日本文化祭での作品展示のほか、毎年草月流の師範を対象に日本で実施される草月本部での講習会にも精力的に参加し、できるだけ最新のトレンド、知識、情報、技術等を取り入れるように努めているというマーティン孝子さんは、「今まで一度もいけばなを辞めようと思ったことはありません。いけばなを通して多くの人とつながりを持つことができるのもその魅力の一つですが、いけばなは楽しいということが一番のモチベーションです。楽しさをできるだけ多くの人と分かち合いたいです。そして、これからもいけばなを楽しく続けていくことを心掛けたいです」と述べています。
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