松居総領事によるファンガレイ市訪問 (2024年9月24日)

9月24日、松居総領事はファンガレイを公式訪問しました。

まずコクルロ市長への表敬では、当館の役割や本年6月のラクソンNZ首相訪日の成果、管内日本企業の活動と両国間の各種交流による地域経済及び文化の多様性への貢献や長年の日本語教育の意義について紹介しました。市長からは、訪問の歓迎とともに、市政の重点及び日本との関係強化への意欲が述べられ、双方で在留邦人の安全に関わる必要な連携、現地の日本企業の活動のサポートと現地日本語教育継続の重要性を確認し、再会を期しました。

次に訪問したオネラヒ小学校では、総領事は、現地の日本語教育指導に来られたTui Tuiaの吉岡先生（国際交流基金からの派遣）とともにポウフィリ（マオリ伝統儀式）で日本語クラスの生徒の皆さんと先生方の歓迎を受け、励ましの言葉を贈り、おにぎり作りを視察しました。マグレガー校長はじめ先生方の取組と心に残る歓待に心より感謝申し上げ、当館のサポートを約しました。

更に、製紙や新素材の原料となるウッドチップを現地で生産し両国間で持続可能な林業を展開するMarusumi Whangarei社事務所を訪問しました。総領事より関係者の皆様の受入れと操業概要等説明に感謝申し上げ、進出企業を後押しする日本政府の最近の取組を説明しつつ当館との今後の連携を確認しました。