学生やワーキングホリデー 相談機関

平成28年9月12日

学生やワーキングホリデー 相談機関

心身に問題がみられる場合、相談できる機関をまとめます。
 
1.GP(ホームドクター)
ニュージーランドはホーム・ドクター制をとっており、健康上の相談や診療は、まず医療診療機関でGPを受診します。
その後、専門医に見てもらう必要がある場合は、GPに紹介状を書いてもらいます。
 
2.ACC
性的暴力等の被害、または震災や火災などの被害にあった場合には、ACCを通してサポートを受けることが可能な場合があります。ACCのサポートを受けるには審査が必要です、電話で確認しましょう。
ACC claims helpline  TEL 0800 101 996 
 
3.スクールカウンセラー
ほとんどの学校教育機関にニュージーランド政府公認のスクールカウンセラーが在籍しています(語学、専門学校はその限りではない)。スクールカウンセラーは、一定のトレーニングと心理に関わる科目を修業しています。費用はほとんどの場合無償ですがカウンセラーへ確認しましょう。
 
4.プライベートカウンセラー
ニュージーランド・カウンセリング協会で認可を受けたカウンセラーを通して、サービスを受けることが可能です。また加入している保険の条件により、カウンセリング費用の請求をすることが可能な場合あります。
  こちらから「日本人カウンセラー」をご覧下さい。
 
 
 
 
予想外の妊娠が分かった場合は?
 
留学中、ワーキングホリデー期間中に妊娠が発覚した場合、すぐに出産や堕胎の決断をせず、まずは、守秘義務を遵守する相談機関、医療機関へ早急に相談しましょう。学生の場合、医療保険で治療費用の請求ができることがあります。保険会社に確認しましょう。
 
1.GP(ホームドクター)
GPがいれば、すぐに相談しましょう。
カウンセリング他、必要な相談機関へ紹介状を書いてもらうことができます。
 
2.Family planning
Family planningで妊娠の検査を受けることも可能です。オークランド : 09 524 3341
その他の地域は、ウェブサイトで確認しましょう。
http://www.familyplanning.org.nz/clinics 
 
3.スクールカウンセラー、スクールナース、スクールソーシャルワーカー
もしあなたの学校にカウンセリングサービスがあれば、医療機関へつなげてくれることがあります。
 
4.その他電話相談先
ニュージーランドにはさまざまな妊娠に関する無料電話相談サービスがあります。病院や学校のカウンセラーに話すことが難しく感じたら、まずは電話で相談しましょう。
Pregnancy Counselling helpline(オークランド)
Phone 0800 773 462(24時間)
※無料来所相談もあります。
Pregnancy Help Inc(ニュージーランド全土)
Phone 04 232 5740 (火曜~水曜 9時~14時)
 
 
 
性的暴力等を受けた場合:

まずは111に電話するか最寄の警察署に連絡し、あなたの身の安全を確保しましょう。
そして、一人で悩まず、医者(GP)、カウンセラーなどプロフェッショナルのサポートを早急に受けましょう。
 
1.被害届を出す
警察に連絡しておくことで、相談履歴が残るので、また同じ加害者から連絡があった場合に、瞬時に対応できます。
 
2.あらゆる証拠は残しておく
相手の体液、血液、指紋等が衣服や身体に付着している場合があり、警察が証拠物件として収集、または、犯人の特定に必要とする場合があるので、シャワーを浴びず、すぐに111へ連絡すること。これは、できるだけ早く治療を受け感染症やその他の疾病を防ぐためにも重要です。  
また、あざや怪我などがある場合には、傷が癒える前に傷害を受けた箇所と全身写真の最低2枚を撮ることも大切です。 
 
3.トラウマカウンセリング
性的暴力被害等は、心身共にとても大きな傷を受けます。PTSD(外傷後ストレス障害)を防ぐためには、できるだけ早くカウンセリング治療を受ける必要があります。
・ACC http://www.acc.co.nz/ 
・HELP(オークランド)
性的虐待に関するあらゆるサポートを提供しています。カウンセリング、裁判
に関するサポート、電話相談、自宅訪問など様々です。
09 623 1700(24時間)